『ものがたりいちば』

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映画「ゲット・アウト」 アカデミー脚本賞に輝いた異色ホラーの謎を解き明かす! ネタバレ感想

2017年アメリカ映画
監督:ジョーダン・ピール
主演:ダニエル・カルーヤ

 

監督のジョーダン・ピールはこの『ゲット・アウト』が初監督作品ですが、ユニークな脚本が評価されアカデミー脚本賞を受賞しました。

 このあとSFホラー作品『アス』でも異色のストーリーを描きました。
一筋縄ではいかない映画が好みのひとならおすすめです。

 

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――ネタバレ注意!――
いつもはネタバレをできるだけ避けて序盤のあらすじをかんたんに紹介しているのですが、本作は序盤からなにを書いてもネタバレになってしまう(笑)ので、それが不可能です。


なので、序盤のあらすじは書かずに全編ネタバレ全開でストーリーを追っていくことにします。
――ネタバレ注意!――

 

 

謎と思われる部分をカウントしておいて、最後にまとめて解いていきます。
謎を解き明かす!などと偉そうに申しましたが、映画を観すすめれば勝手に解けていくんですけど(笑)

 

目次です。好きなところから読めます。

 

冒頭の事件


開幕、住宅街の夜道を『若い』『黒人』男性が歩いています。
するとすれちがった『白い車』がUターンしてきて、後をつけてきました。


不審なものを感じた黒人男性は来た道を引き返して逃げようとしましたが、車から降りてきた覆面の男に背後から首を絞められて意識を失いました。


意識を失いました、と書きましたが、もう死んでいるようにも見えます……。
覆面男はそのまま黒人男性を車まで引きずっていき、トランクに放り込みます。
(※謎1、白い車と覆面男の正体)

 

 

黒人、白人の彼女の実家へ行く


クリスという『若い』『黒人』男性が恋人の白人女性ローズが運転する車で田舎道を走っています。
どうやら2人はローズの実家を訪問するみたいです。


クリスは白人と付き合うのが初めてのようで、白人家族と会うことを不安がっています。
ローズはクリスを安心させるために「父はオバマ(元)大統領の熱心な支持者だからだいじょうぶ」とアピールします。


それでもやっぱり不安なクリスがタバコを吸おうとすると、ローズは運転中にもかかわらず高速でタバコを奪い取り、窓の外に投げ捨てました。
運転中なのに危ないだろw


どうやらローズにはクリスにタバコを吸わせたくない理由があるようです。
どんな理由かな~?(すっとぼけ)
(※謎2、ローズがクリスからタバコを取り上げた理由)


突然、車の前に飛び出してきたなにかをはねてしまいます。
車を止めて確認してみると野生の鹿が死んでいたので、地元警察に通報しました。


やってきた白人警官は「本来なら野生動物局の管轄だ」と文句を垂れて、なぜかクリスに免許証の提示を求めました。
おや?
運転していたのはローズです。


そういうこと(人種差別的な扱い)には慣れっこのクリスが免許証を提示しようとするのですが、ローズはこの人種差別的な行為に憤慨し、クリスを止めます。
ローズの剣幕に気圧された警官はクリスの免許証をチェックすることをあきらめました。


クリスはこのことに感激しローズを称えますが、べつにクリスのためにやったわけじゃありません(笑)
(※謎3、ローズがクリスの免許証を警官に見せたがらなかった理由)


ローズの実家アーミテージ家に到着しました。
アーミテージ夫妻は感じよくクリスを出迎えました。


アーミテージ家は医者の家系で、ローズ父は脳神経外科医、ローズ母は催眠療法を得意とする精神科医だそうです。
今は不在のローズの弟ジェレミー医学生です。


ローズ父はクリスに「オバマファンだ」とアピールします。
クリスが家を探索すると、黒人の女中がいました。
さらに庭には黒人の庭師がいます。


黒人の使用人が2人も……なんか100年くらい時が巻き戻った風景に違和感を覚えるクリスでしたが、ローズ父がごにょごにょと苦しいいいわけをしたので理解したふりをします。


弟のジェレミーが帰ってきてディナーが始まりますが、酔っぱらったジェレミーはやたらと黒人の優れた身体能力について言及し、クリスと柔術で対戦したがります。


なんでも柔術は「ほとんど力を使わずに頭脳で戦う格闘技」だそうです(笑)
これは「おめーら黒人の力が強くても、白人様の頭脳があればケンカでも負けねーぜ」と挑発しているようなものです。


酔っ払いにからまれてストレスがたまったクリスは、夜中にタバコを吸いに外に出ました。
すると庭師の黒人男性がものすごい勢いでこちらに走り寄ってきます。
夜中に全力ランニングです(笑)


すっかり気がなえたクリスはタバコを吸わずに家に戻りました。
ここの連中はどうあってもクリスにタバコを吸わせたくないようですね。


家に入ると、ローズ母が待ち構えていました。
そしてクリスに催眠術をかけました(笑)
ぜったいまともじゃないわ、この一家www

 

 

白人だらけのパーティ


クリスが目覚めると、すでに朝になっていました。
昨日ローズ母に催眠術をかけられたのは夢オチだったのでしょうか?
ところが、庭師に昨夜の真夜中全力ラン(笑)の件で謝られたので、やっぱり現実だったことがわかります。


庭師はやたらとクリスに突っかかってきます。
「ローズはほんとうにいい子だから泣かせたらただじゃ済まさないぞ」
などと脅迫めいた言葉をニッコニコ笑顔で口にします(笑)
完全に使用人の物言いではありません。


なぜかクリスのスマホが充電器から外れていましたので、女中の仕業だと思い、それをローズに言いました。
するとローズに注意された女中がやってきて謝罪するのですが、なぜか満面の笑みで涙を流しています。
(※謎4、黒人庭師と黒人女中の謎)


いろいろとおかしすぎるので、クリスはとっととこんなところ出ていくべきでした(笑)
すでに帰宅したさ100%のクリスですが、試練はまだ続きます。
近所の住民のみなさまがパーティに参加するためにうじゃうじゃとやってくるのですが、これが白人だらけです(笑)


しかも老人だらけで、若い白人はローズと弟のジェレミーしかいません。
(※謎5、パーティの参加者が白人老人ばかりだった理由)


白人老人たちは感じよくクリスに接するのですが、これでもかと黒人の身体的特徴にばかり言及します。
優れたスポーツ選手であるタイガー・ウッズ、筋肉質なクリスの上腕にさりげなくタッチする白人老女、さらに黒人巨根説に言及する色ボケババアまでいます(笑)


人種的偏見に満ち満ちすぎていますが、あからさまに差別されたわけでも暴言を吐かれたわけでもないので、怒ることもできずにクリスはひたすら困惑しました。


客のなかにクリス(26歳)と同世代くらいの若い黒人男性が1人だけいました!
ほっとしてつい「兄弟がいてくれてよかったぜ」と話しかけてしまいます。
兄弟というのは黒人同士では一般的なあいさつですが、相手は反応が薄いです。


その黒人はアンドリューという名前で、なんと60歳を超えていそうな白人女性と夫婦でした。
しかも服が異常に古臭く、ダサいです。
あまりクリスと話したくないのか、アンドリューはそそくさとどこかへ行ってしまいました。


もう人が集まっているところにいたくなくなったクリスが人気のない場所に行くと、白人男性ジムに話しかけられました。
ジムはクリスも名前を知っているような有名な画商ですが、失明しています。


パーティの客たちがバカばかりだと吐き捨てて、クリスの写真の才能をほめたたえました。
若いころは写真家になりたかったそうですが、才能がなくて断念して画商になったそうです。
妥協して画商になったものの今度は失明……クリスはジムに同情しました。


アンドリューと初対面じゃない気がしていたクリスはこっそり盗撮しようとしましたが、間違えてフラッシュを焚いてしまいました。
するとそれまで物腰穏やかだったアンドリューがなぜか鼻血を垂らして豹変し、クリスに掴みかかってきました。


医者のローズ父が言うにはアンドリューはてんかんを患っていて、強い光で発作が起きてしまったそうですが、てんかん患者のいとこを持つクリスは嘘だと見抜きます。
パーティ会場にいたくなくなったクリスをローズが散歩に連れ出しました。

 

 

ほんとうの目的


クリスがいなくなった会場では老人たちが大好きなビンゴ大会が催されています。
だけどなんか様子がヘンです。
壇上にローズ父が立ち、その横には大きなクリスの写真が飾られています。


その様子はどう見てもオークションそのものです(笑)


オークショニアのローズ父が無言で客の入札をさばき、静寂の中で白熱した競りが展開されます。
結局クリスを落札したのは、あの盲目の画商ジムでした。


明らかに異常なものを感じたクリスは、親友のロッドに電話をかけて状況を説明します。
アンドリューの写真を見たロッドは、その人物が『アンドレ』というジャズミュージシャンで半年前から行方不明になっていると気づきました。


半年前にブルックリンで行方不明になったおしゃれなジャズマンが、田舎町で老婆と結婚しダサい服を着ているという事実……。
ロッドは「白人どもが誘拐した黒人を洗脳してセックス奴隷にしているんだ!」と騒ぎ立てます。


セックス奴隷www
このパワーワードすぎる単語はともかく、クリスはさすがに逃げだそうと考え、ローズとともに家を出ようとします。


ところが、ローズの部屋にあった箱を開けてみるととんでもない写真が出てきます。
アンドリュー(アンドレ)、庭師、そして女中がローズと仲睦まじくツーショットで映っていました。


みんな今とは違っておしゃれなイケてる若者姿で、しかも表情が豊かです。
なんとローズは黒人ホイホイだったのです!!!


クリスはこれでローズが敵と気づきましたが、それを悟られないように演技をしつつ車のカギを要求しました。
もはやクリスとしてはローズが演技を続けてカギを渡すというミスを犯してくれる以外に脱出のチャンスがないからです。


でもローズは車のカギをどこに置いたかわからなくてもたつきます。
もちろんフリです(笑)


アーミテージ一家がクリスをあからさまに取り囲むような動きを見せても、ローズはもたつきまくります。
すげーわざとらしくこれでもかともたつきます(笑)


どう見ても敵なのに、必死にカギを探す小芝居を続けてすでに詰まされているクリスに死体蹴りをかまします(笑)
ローズが本性を表すと、どうしようもなくなったクリスはジェレミーに襲いかかるのですが、ローズ母の催眠術がさく裂!


クリスは即座に昏倒してしまいました。
そんな強力催眠術ほんとにあんの?w


『催眠術 強制』
でググってみると、エロ漫画とかAVっぽいのばかりヒットしたんですけど(笑)
他のワードを組み合わせて検索してみましたが、これほど強力な催眠術の事例は出てきませんでした。


このあと拘束されたクリスがどこかの秘密結社の教育ビデオでネタバレを食らいますが、『凝固法』という催眠術だそうです。
架空の催眠術なので、若くてイケてる黒人のみなさんはご安心ください(笑)

 

 

名探偵ロッド、親友の危機を察する


クリスと連絡が取れなくなったロッドは、警察に助けを求めます。
行方不明だったジャズマンのアンドレがアンドリューと名を変え白人の老婆と結婚させられているという事実をもとに、黒人たちが誘拐されていると告発するのですが「セックス奴隷!」を連発しすぎたせいで笑われて終了しました(笑)


ロッドがセックス奴隷にこだわりすぎたおかげで、クリスが警察に救出される未来は消えましたw

 

 

だれにむかって悪事を語ってるんですか?(笑)


地下室に拘束されたクリスはネタバレビデオを見せられます。
出演者はローズの祖父や若かりし頃のローズやジェレミーたちアーミテージ一家で、みなさん秘密結社の一員だそうです。


ローズの祖父が言うには秘密結社は、若くてイケてる黒人たちをさらってきてダサい白人の老人の脳を手術で移植するのが目的だそうです。
つまり、死にかけの老いぼれ白人が若い黒人の体を乗っ取るのが真の目的だったということですね。


さらに先ほどクリスを落札したジムがビデオ通話で登場します。
手術をしたら肉体はクリスのものでも意識はジムのものになるそうです。


なんで黒人ばかりを狙っているのかとクリスが問うと、他のバカなやつらはイケてる黒人に憧れているからという短絡的な動機だが、自分はクリスの才能に惚れたのだとジムは答えました。


こんな手間暇かけて悪事をいちいち教えなくても、眠らせたままとっとと手術してしまえばいいはずですが、それだと視聴者にわかりづらいからわざわざ教えてくれたのでしょう(笑)


「クリスに理解してもらってから乗っ取りたかったから」などとジムが理解に苦しむいいわけをしますが、こればかりは納得できません(笑)
すばらしい映画ですけど、このネタバレシーンだけはすごく説明的で映画の都合感を感じました。


視聴者への説明が終わったので(笑)、用済みになったクリスを眠らせるいつもの睡眠術が発動します。

 

 

クリス脱出劇


手術室でローズ父が執刀医となり、ジムの頭を切開していきます。
それと並行して助手のジェレミーが地下にいるクリスの体を迎えに行くのですが、ふつうなら手術を始めるまえに2人とも手術室に運んでおくと思います(笑)


ところがどっこいクリスは眠っていませんでした。
ソファの中綿を耳栓にして催眠術を防御していたのです。
ジェレミーの不意を打って頭を殴って気絶させると、ローズ父を鹿のはく製の角でぶっ刺して殺害します。


キッチンに女中がいましたが、女中は血まみれのクリスを見て逃げ出しました。
そして再び催眠術で眠らせようとしてきたローズ母も始末すると、玄関に向かうのですが、意識を取り戻したジェレミーに襲われました。


ジェレミーは背後から首絞めをやってきます。
その絞め方は冒頭で黒人男性を絞め落とした覆面男のやり方とそっくりです。


クリスがジェレミーを撃退して入手した車のカギをもって外に出ると、白い車が止まっていました。
冒頭の覆面男はジェレミーで確定です。


ジェレミーが乱暴に拉致しようとしたせいで死んだ者もいる、と先ほどジムが語っていたので、やはり冒頭の黒人男性はあのときすでに死んでいたのでしょう。


クリスが車を走らせると、突然飛び出してきた女中をはねてしまいました。
泣き笑いしていた姿を思いだし、クリスは車に意識のない女中を乗せました。
どう考えても女中の中の人はイカレ白人なのですが(笑)


ようやく事態に気づき、ライフルを持って追いかけてきたローズですが、なぜか撃ってきません。
「おばあちゃま……」とつぶやきます。
なるほど、女中の中の人はイカレおばあちゃまでした(笑)


女中(おばあちゃま)は運転中のクリスに襲いかかり、コントロールを失った車は木に激突、衝撃で女中は頭を強打して即死しました。
なにがしたかったんだこのババア(笑)


とはいえクリスもこの事故で負傷してしまいました。
そこに襲いかかるのが全力ランの庭師です!
ローズに「おじいちゃまつかまえて!」とネタバレ応援を受けたおじいちゃま庭師はさらに加速、クリスに強烈なタックルをお見舞いします。


負傷しているクリスは取っ組み合いでは圧倒的に不利ですが、すでに乗っ取り人の弱点を知っています。
スマホを取り出すと、おじいちゃま庭師にフラッシュを浴びせました。


すると、おじいちゃま庭師は追いついてきたローズに「わしがやる」と銃を受け取り、ローズを撃ちました。
先ほどのフラッシュでおじいちゃまの意識が飛び、元の黒人男性の人格に戻っていたのです。


しかしそれはおそらく一時的なもので、すぐにまたおじいちゃまに乗っ取られてしまうのでしょう。
それを防ぐために庭師は自分の頭を撃ち抜きました……。


負傷したクリスと腹を撃たれて瀕死のローズのもとに、パトカーが現れました。
これはまずい状況です。


ローズは襲われたような演技をはじめて警察官に助けを求めましたが、パトカーから出てきたのはロッドでした。
「セックス奴隷」発言のせいで警察に頼れなくなったため、ロッドは自分で助けにきたのです(笑)


救出されたクリスはロッドに「どうやって突き止めたんだ?」と尋ねます。
もちろん理由はロッドが名探偵だからではなく、ローズ・アーミテージはじめとするアーミテージ一家が本名で悪事を行っていたからでした。


おかげでロッドはアーミテージ家の場所を特定できたのでしょう。
バカすぎるんだけどマジでwww

 

 

謎の答えあわせ


(謎1、白い車と覆面男の正体)
これは先ほども申しましたとおり、ジェレミーです。
柔術と思われる絞め技の使い手であり、白い車の所有者です。


(謎2、ローズがクリスからタバコを取り上げた理由)
クリスにタバコを吸わせないように仕向けたのはローズだけではありませんが、理由はかんたんです。
人身売買で生計を立てているアーミテージ家にとって、クリスはこのあと顧客に体を売りつけるための大事な商品だからです。
すこしでもいい健康状態でお客に売りたいので、タバコを吸わせなかったのです。


(※謎3、ローズがクリスの免許証を警官に見せたがらなかった理由)
イージー問題です。
捜索願などが出されたときに備えて、警官にクリスの名前や住所を覚えてもらいたくなかったからです。


(※謎4、黒人庭師と黒人女中の謎)
これも劇中でローズがネタバレしてくれましたね。
ローズのおばあちゃまとおじいちゃまが若い黒人の肉体を乗っ取っていました。


(※謎5、パーティの参加者が白人老人ばかりだった理由)
これも劇中で答えが出ていました。
というか、全部わかりやすく答えが示されていたので、こんなふうに答え合わせする意味がないんですけど(笑)
老い先短い白人どもが若くてクールな黒人の肉体を物色するためです。

 

 

 

ジェレミーだけはガチの差別主義者っぽい度☆☆☆☆☆


アーミテージ家や他の老人たちは人種差別っぽい言動がほとんどありませんでした。
黒人巨根説を信じていたおばちゃんは差別的でしたけど(笑)、いずれにせよ黒人に憧れている雰囲気でした。


アーミテージ家が若い黒人をさらってきて肉体を売りつけていたのはあくまで商売であって、もし顧客が白人を望めばそうしていたでしょう。
ですが、ジェレミーだけは黒人を毛嫌いしてそうです。


拉致するときに首を絞めすぎて殺したり、クリスに「クソ野郎」と言ったり、嫌悪感がむき出しです。
身体能力が優れているとされている黒人を暴力でねじ伏せたい欲求がつねにダダ洩れでした。

 

 

アーミテージ家強運度☆☆☆☆☆


若い黒人をさらってくる役目は、ハニートラップ班のローズと暴力的な拉致班のジェレミーのものだったようです。
暴力拉致のジェレミーはともかく、本名でたぶらかして誘拐するローズはよく今まで捕まらなかったものです(笑)


本名はあり得ないわwww
しかも証拠の写真を部屋に残してるしwww

 

 

異色ホラー度☆☆☆☆☆


『アス』もそうですけど、全編通じて不気味さはすさまじいんですけど、怖くはなかったです。
ユニークすぎてわけがわからず、怖さを感じる前に頭が「???」になってしまったからだと思います。

 

白人至上主義者の団体かと思いきやただの人身売買(?)一家だったという真相がおもしろかったです。
ジョーダン・ピールはガチ!