『ものがたりいちば』

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アニメ「呪術廻戦」シーズン1 23話『起首雷同-弐-』 ネタバレあらすじ感想

特級しか出てこないアニメの感想です。

 目次です。好きなところから読めます。

 

スクナの指


八十八橋の呪いを祓おうとした虎杖たちは、その呪いと戦いに入る前にべつの呪霊に乱入されました。
おそらく真人に特級呪物を食わされた元人間です。
虎杖は特級クラスと思われるその呪霊(血塗)とタイマンでやりあいますが、やりあいません(笑)


ちょっと小突きあったものの、血塗が注意力散漫というか、他に楽しそうなことがあるとすぐそっちに行ってしまう奔放な性格だったため、お互いノーダメージです。
虎杖が強かったから、戦っていて楽しくなかったそうです。
弱いやつに勝つのが楽しいとかオンラインゲームでサブアカウントを作って初心者狩りをするゲーマーかよw


虎杖が血塗を引きつけている間、伏黒と釘崎はモグラたたきをしています。
よくわかりませんが、伏黒曰く「結界が広くて被害者の数が多いから呪霊本体は大したことない」そうです。
本体からの反撃もない、と伏黒が言った直後に釘崎が謎の腕に黒い穴に引きずり込まれました。


結界の呪い、血塗の他に3体目の呪霊がいたのです。
弱いやつと戦うのが好きな血塗も釘崎を追って(笑)黒い穴に飛び込んでしまいました。
黒い穴は結界の外に通じる穴で、勝率驚異の0%を誇る釘崎が2対1になるのはまずいですから、伏黒は「ここの本体は大したことないから俺に任せて追え」と虎杖に言います。


今回伏黒の分析はすべてハズレです。
モグラたたきを終えたあと現れた本体は、少年院で遭遇したのと同じタイプの特級呪霊でした。
このアニメ結局特級しか出てこないんですけど!
伏黒の分析では、20年もなにもしなかった呪いが最近になって急に人を殺し始めたのは、虎杖がスクナの指を食ったことが発端だったようです。
でも今回の伏黒の分析は当てにならないから話半分に聞いておきます(笑)


特級にいいパンチをもらった伏黒は気を失って夢の中で五条さんのアドバイスを思いだします。
野球のときに手堅く送りバントをしていたことを咎められて「ホームランを狙え!」と言われたのです。
まったく無意味な捨て回だと思っていた野球回がこんな形で使われるとは(笑)


意識を取り戻した伏黒は前々から引っ張ってきた『奥の手』をついに、ついに、使いません!
ヽ(・ω・)/ズコー
使わんのかーい!
奥の手のかわりに『領域展開』を発動しました。


あーその技はやばい!
これまで領域展開を先出ししたキャラの勝率はなんと0%!
必敗を誇る驚異的な弱技となっております(笑)
伏黒の領域の特徴は……よくわかりませんでした。


手数で押すタイプのものに見えましたが、ふつうに使い魔で攻撃していました。
領域内では使い魔をすべて同時に出せる、とかかな?
たしか領域内では術者の攻撃が必中になるので、手数よりも高威力攻撃のほうが有用となります。


命中率0.1%10000ダメージの攻撃Aと命中率100%100ダメージの攻撃Bを100回行うことを比較すると、通常状態ではBのほうがダメージ効率がいいわけですが、領域内に限ってはAのほうが圧倒的に火力を出せます。
だから手数で押すタイプのキャラはあまり領域と相性がよくなさそうですが、結局伏黒は特級をワンパンで葬ったので火力もあるようです。


まあ、よくわかりません。
東堂か七海さん説明にきてくれーーーーー!
本来しょぼいはずの本体が特級クラスの呪霊だった理由は、スクナの指を飲んでいたからでした。

 

 

伏黒の過去


無事呪いを祓った伏黒は、朦朧とした意識で愛しい姉の津美紀のことを思います。
伏黒と津美紀はお互い連れ子で血のつながらない姉弟だったのです。
禅院家の血を引く父親が蒸発したとき五条さんがやってきて、将来呪術師になる約束をするかわりにいろいろと援助をしてくれたそうです。
母親の話は出なかったですけど、両親ともにいなかったらふつうに児童相談所が動いて養護施設に送られるはずなので母子家庭になったということでしょう。


中2の頃の伏黒がボコり散らしていた理由は悪人が嫌いだからだそうですが、それを咎める姉を偽善者扱いしていました。
「法律を守れ」と注意すると偽善者になっちまうのか……(困惑)
いじめっ子を『悪人』と呼ぶのはいいんですけど、いじめられっ子を『善人』と認定する感覚はちょっとわかりかねました。
幸い伏黒は中2病がきっちり中2で終わった(笑)そうなので、姉が正しかったとわかったそうです。
回想が終わると負傷のせいで伏黒は入眠いたしました。


いっぽう結界の外に連れ出された釘崎は壊相という呪霊と戦い――ません!
会話して終了です(笑)
壊相は「スクナの指を回収しに来ただけだから、見逃してやるよ」と優しいお言葉をかけてくれます。
しかし、自身がコンプレックスだという背中にあるもう1つの顔を見られたので、やっぱり気が変わって殺すことにしたようです。
虎杖と血塗も合流したところで終わりでございます。


この作品は人間より呪霊のほうがキャラが立ってておもしろいです(笑)
以上です。