『ものがたりいちば』

映画観賞歴5000本以上なりに映画ドラマアニメの感想を書いてます。ゲーム関連はhttps://zwigani.comに移転中です。

アニメ「呪術廻戦」シーズン1の18の感想

呪霊狩りの対決なのにだれも呪霊を狩らず、団体戦なのにほぼ個人戦ばかりの交流会の感想です。

 

 

伏黒VS加茂


伏黒は京都校の親玉みたいな加茂と対決です。
前回は東京校が好成績を収めました(呪霊ポイントは0w)が今回はどうでしょうか。


加茂は見た目にふさわしく弓使いです。
放たれた矢がホーミングしていきますが、そもそもの矢速が遅いので伏黒にはあまり通用しません。
ふつうに射た矢より遅いんですけど(笑)


すぐに矢が尽きたので殴りかかってきます。
バトル漫画は結局パワーが命です!


加茂の術式は血液を操るもので、血中の赤血球だかヘモグロビンだかの濃度を上げて身体能力を高めているようです。
現実世界のスポーツ界でも一時期血液ドーピングが流行ったことがありました。


あらかじめ自分の血液を抜いて保存しておいて、試合前に輸血することで赤血球量を増やして高いパフォーマンスを得るというものですが、現在ではドーピングとして禁止されているようです。


パワーアップして脳筋と化した加茂に対してテクニシャン伏黒はおしゃれな攻撃で対抗します。
象のような使い魔を召喚し、鉄砲水のような水流で加茂を押し流しました。


さらに水が付着した状態の加茂を、雷属性の鳥で攻撃します。
おしゃれなコンボですね。

 

 

特級出現


いっぽう、メカ丸から没収した携帯で霞に電話をかけた狗巻は「眠れ」と言っただけで霞を眠らせてしまいました。
これは不可避……京都校も呪言を警戒して対策をとっていましたが、これを全員にやれば勝ち確定のハメ攻撃でしょう。


なんだか強さの怪しい術が多いですが、呪言は即死持ちですしガチ技ですね。
ただ、日本語がわからない外国人とかそもそも言葉を理解しない呪霊にはまったく通用しなそうなので、けっこう戦う相手との相性に左右されそうです。


狗巻の前に存在を忘れられて寂しがった呪霊が現れます。
じつは準1級の呪霊で、京都校の学長が虎杖を殺すために手配したものなのですが、その準1級呪霊はすでに祓われていました。
準1級を祓ったのは以前五条先生と接触したことのある特級でした。


その特級が呪霊をまとめて倒してしまったので、異常を察知した先生方もとりあえずいがみ合いを休戦して現場に駆けつけます。
せっかく先生方が呪霊を配置して生徒たちのためのバトルフィールドを作った苦労はついに報われませんでした(笑)


激しいバトルを続けていた伏黒と加茂ですが、狗巻と遭遇した特級が現れたので休戦しました。
逃げてきた狗巻と合流して3人で逃げるのですが、挟み撃ちにされて追いつめられたので応戦することに。


狗巻の「動くな!」が通用しましたが、特級の防御力が半端じゃないので加茂と伏黒の攻撃ではダメージが通りません。
この特級は熱烈な環境保護主義者のようで、人間を皆殺しにするつもりみたいです。


生徒たちを助けに走る先生たちですが、敵方の呪詛師が帳を張ってその動きを阻止しようとします。
その帳は、五条さんだけを通さない結界でした。


五条さんが入ってきてしまったら特級が瞬殺されてしまっておもしろくないですからね(笑)
敵の狙いは今回も虎杖というか両面スクナでしょう。


京都校の学長が敵の呪詛師と戦闘態勢に入りましたが、ギターを装備しています。
ギターを使った技ということは京都校の学長の術は音波系でしょうね。
音波なら広範囲攻撃が得意そうなので、パワー系肉弾っぽい呪詛師とは相性があまりよくなさそうですが、実力差はいかほどでしょうか。


呪術協会は協会に属さない呪術師を『呪詛師』と呼んで差別しているようですが、こういうところが五条の言う「腐りきっている」部分なんですかね。
だれも呪霊狩り競争をやらない、茶番っぽい交流会がなし崩し的に終わったので次回が楽しみです(笑)