『ものがたりいちば』

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ドラマ「モダン・ラブ~今日もNYの街角で」シーズン1 6話『パパみたいな人とデート?』ネタバレあらすじ感想

アマゾンプライムオリジナルビデオです。

 目次です。好きなところから読めます。

 

パパ活(笑)


20歳のマデリンは11歳の頃に父親を失い、父の愛に飢えていました。
マデリンの職場には30歳年上のピーターという上司がいます。
ピーターは仕事ができて落ち着きがあってハンサムと、ほぼ理想のパパでしたが、唯一の欠点はお腹が出ていないことでした。


そこでマデリンはピーターの好物であるチョコチップクッキーを休憩室に常備する作戦に出ます。
しばらくしてから会社近くのコーヒーショップで会ったとき、ピーターは「クッキーの食べすぎて太った」と言いました。
作戦は成功です!


そのときの会話がいい雰囲気だったためか、ピーターはマデリンをディナーに誘いました。
30歳も年上の男とデートすることに親友は「キモイ」と率直な感想を述べますが、マデリンは「デートじゃない」と否定します。
しかもディナーデートは、ピーターの家で、手作りの料理をご馳走になる予定だったのです。


おめかしして出かけたマデリンは手作り料理を味わいながら「これはデートだ」と気づきました。
食後、ピーターは寝室のベッドにマデリンを誘い、2人は添い寝しました。
マデリンの側からすればパパにかわいがってもらっている気分でしたが、ピーターはどう思っていたのでしょうか?


翌日からマデリンはあえてピーターを避けてみました。
すると、とても寂しくなりました。
イライラしてタクシー運転手と口論したところ、事故に遭ってしまい、助けを呼んだ相手は親友――ではなく何週間もよそよそしく接していたピーターでした。


いい雰囲気で添い寝したのに何週間もつれなくされて、突然助けを求められる……ピーターの心境はいかがなものでしょうか(笑)
落ちたな(確信)

 

 

男女と親子


それ以来2人の仲は急接近、マデリンは便器が詰まったときにピーターに助けを求め、スッポンしてもらいます。
週末にはデートを重ねるようになりました。


ある日曜日、動物園でデートしているとき、ピーターの娘と孫にばったり出くわします。
ピーターはあわてますが、娘のほうも父親がまさか自分より年下の女と付き合っているとは思わなかったようで「仕事中」という言い訳を信じました。
動物園で仕事をするロボット工学者がいるそうです(笑)


マデリンは孫から「おじいちゃーん」と呼ばれるピーターを見てなぜか嬉しそうです。
動物園を出て通りを散歩しているとき、服屋にディスプレイされていた赤いコートを見たピーターがマデリンに試着させました。
マデリンが気に入ったので、ピーターは何百ドルもするコートを買ってあげました。


公園に行くと、ピーターはコートのフードをかぶらせ、マデリンにキスしようとします。
ところが、マデリンは激しく拒否して「どういうつもり!?」と怒り出しました。
いい感じだと思っていたピーターは戸惑うばかりです。


「君からアプローチしてきたんじゃないか……」とごもっともな恨み言を言いますが、マデリンは「40も年が違うのに、ありえない!」と年齢差を水増しして拒否感を強調しました(笑)
ピーターは「添い寝したときに胸を押し付けて」誘惑してきたと主張しますが、マデリンは「前についてるんだからしょうがないじゃない!」と名言で返します。


困惑のあまりピーターが「コートを買ってあげたのに……」と口走ってしまい、さらにヒートアップしたマデリンはコートを脱いで泣きながら立ち去るのでした。


ピーターからすればマデリンの行動を『若い女が勝手に寄ってきてくれた』と勘違いしてもしょうがない面があるかもしれませんが、好きな男に自分のうんこを処理させる若い女はなかなかいないと思います(笑)

 

 

それで?


このことをマデリンが親友に相談すると「なんでセックスが嫌なの?いい男じゃない」と、最初と正反対の意見を言われました。
しょうがないのでマデリンは他の男とのセックスの最中にピーターを思い浮かべてみましたが、やっぱりそういう対象には見れなかったので、すぱっと別れることにしたのです。


しばらくしてからマデリンはピーターに呼び出されて、話し合うことになりました。
クビにされると狼狽するマデリンにピーターは泣きながら「自分が辞める」と告げます。
ただの雑用係が残ってロボット工学の優秀な専門家が去るのでは会社にとって大損害なので、この意外な展開にマデリンも耳を疑います(笑)


30歳も年上の立派な男が泣いていることにマデリンは困惑しました。
「わたしのせい?」と聞いてみると「そうだ」と素直な答えが返ってきます。
ピーターは美人だの頭がいいだのなんだのとマデリンを褒めて、体面を保ったまま立ち去ろうとします。


しかし『パパに無条件に褒めてもらうこと』こそが本当に望んでいたことだったので、この瞬間、マデリンの子ども時代が終わりました。
大人になったマデリンは「待って!」とピーターに声をかけるのでした。
待って……それで?(笑)

 

いや~今回もいい話……だったのか?
『他人に願望を押し付けるのはやめて大人になろう!』がテーマなんですかね……。
よくわからない回でした!