『ものがたりいちば』

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アニメ『パシフィック・リム 暗黒の大陸』シーズン1-1「動き出す時」ネタバレあり、あらすじと感想

Netflixオリジナルアニメです。

 

目次です。好きなところから読めます。

 

【あらすじ】


かつて異次元から送りこまれてきて、太平洋沿岸部の都市を襲ったKAIJU(怪獣)たちが、ふたたび出現しオーストラリア各地の都市部を襲いました。
PPDC(パン・パシフィック・ディフェンス・コープス環太平洋防衛軍)は対怪獣用巨大人型兵器イェーガー部隊で応戦したものの、怪獣の数が多すぎて撤退を余儀なくされます。


イェーガーパイロットを両親にもつテイラーとヘイリーの兄妹は、両親が操縦するイェーガーに連れられて他の子どもたちといっしょに町から避難しました。
怪獣たちから発見されにくい荒野の岩山に建設されたシャドーベースを目指したのです。


しかし、ついてみるとシャドーベースは姿を消していました。
どうやら移動式のようで、すでにどこかへ撤退した後のようです。
軍との連絡がつかないのでヘイリーたちの両親は別の基地に助けを呼びに行くことにしましたが、子どもたちを連れて行くのは危険と判断し、安全な隠れ家に置いていく決断をくだしました。


シャドーベース跡地には周りを岩山に囲まれた水源豊かな峡谷があり、隠れ家はそこにあるのです。
こうしてヘイリーたちの両親は壊れかけたイェーガーに乗って助けを呼びに行きました。
けれども、ヘイリーたちの両親は戻ってこなかったのです。


それから5年後。
取り残された子どもたちは峡谷に村を作り、農業生産をして自給自足の生活を送っています。


村は安全とはいえ外界がどうなっているのかわからないため、村の若者たちの中には危険を冒して旅に出る者たちもいます。
テイラーもその旅に誘われますが「安全な村から出て行くつもりはない」と断りました。
妹のヘイリーのほうは外に出たがっているようですが、テイラーに禁じられているようです。


2人は意見が異なり、そのことで衝突してしまいます。
「両親が助けを連れて戻ってくるまで安全な峡谷の村に留まるべきだ」と主張するテイラーに対して「5年も帰ってこないんだからもう死んでる。助けなんかこない!」とヘイリーは反発しました。


ケンカの勢いで家を出たヘイリーは、兄から行ってはいけないと禁じられていた崖に行き、そこで穴に落ちてしまいます。
穴の中は人工建造物になっていて、奥に進んで行くと巨大な格納庫がありました。
そして、イェーガー『アトラス・デストロイヤー』があったのです。


好奇心に駆られて乗りこんでみると、イェーガーのAI・ロアが起動し、ヘイリーをパイロット訓練生として認定します。
ヘイリーが乗り気なのでロアはさっそく訓練を開始しますが、「基礎知識編の座学が修了まで半年」と聞いてめんどくさくなったヘイリーは次々とチュートリアルをスキップしていきます。


チュートリアルでボタン連打やるやる(笑)

だいたい後で後悔するやつ(笑)


ボタン連打であっという間にチュートリアルを消化したヘイリーですが、イェーガーは2人1組で操縦するものなので、このままでは操縦訓練に移れません。
タイミングよく、妹を心配したテイラーが探しに来たので、ヘイリーは勝手にパートナーにしてしまいます。


5年前までイェーガーパイロットとしての訓練を受けていたテイラーを認識したため、ロアは確認も取らずに歩行訓練を開始してしまいました。
チュートリアルをスキップされて腹が立ったのでしょうか?(笑)


格納庫の扉を開くために、けたたましい警告音が鳴り響きます。
すると、その大音量に引き寄せられてカテゴリー4の怪獣『コッパーヘッド』が急接近してきました。

 

カテゴリー4の怪獣といえば、映画版では訓練を積んだ精鋭のパイロットですら、ミスをすればやられるほどの危険な強敵です。
そんな危険な怪獣に峡谷の村が見つかってしまい、村のみんなはなす術もなくやられていきます。


ヘイリーたちはアトラスで対抗しようとしますが、訓練用のセッティングのため、武器がありません。
ロアの導きのおかげでなんとかコッパーヘッドを谷底に叩き落したものの、村のみんなは1人残らずお亡くなりになっていました。


「わたしがみんなを殺した……」と泣くヘイリーに、テイラーは「ここを出よう」と言うしかないのでした。

 

【感想】

みな564のヘビーな展開は意外でした。
「村が襲われてみんなが危ない!」というときに颯爽とアトラスを駆ったヘイリーたちが現れ、拙いながらも怪獣を撃退するというお決まりの展開が来るかと思ったんですが……。


実写映画のほうはそんな感じの「安心安定な展開」が多かったのですが、まさか、かわいいキャラのアニメ版でダークな展開にするとは、驚きです。
キャラの絵柄がすごく日本のアニメっぽいんですが、これ本当に外国製のアニメですか?
パシリム1の時代か2の時代かそれともそれ以後なのかよくわかりませんでしたが、さすがに世界崩壊レベルの被害は2までで出ていなかったように思うので、2の後ですかね。


まとめ:チュートリアルを飛ばしてはいけない(戒め)
以上です。

映画『パシフィック・リム』の感想記事はこちらです。

 

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