ネタバレあります!ご注意を!
・今回のあらすじ
ホームランダーやAトレイン、クイーン・メイブといったセブンのヒーローたちは、イメージビデオの撮影にいそしんでいます。
そんななか1人窮地に立たされている男がいました。
海の支配者(笑)、ザ・ディープ(笑)です。
前回スターライトが性的暴行を暴露したことが話題となり、世間では論争が巻き起こっています。
スターライトの暴露を支持するひともいれば、非難するひともいます。
性暴力の被害者が批判されるなんてひどい国もあったものですね~?
加害者を明らかにしろ!という意見が多く寄せられ、対応を迫られたヴォート社副社長のマデリンはディープに公式な謝罪声明を出すように命じました。
さらにマデリンはディープをセブンからはずす、と通告します。
昨日までの人気者が、ガソリンスタンドで空き瓶を投げつけられる嫌われ者になってしまいました。
なんとあわれなおちんぽ野郎……。
他のヒーローの悪事には邪悪な目的意識を感じるのですが、ディープはなにも考えず気分で性犯罪を犯しただけという、なんて小物なんでしょう……。
いっぽう新しいアジトに潜んでいるフレンチやエムエムは、キミコと会話ができなくて困っています。
どういうわけかキミコは口をきけないのです。
英語ができないのか、文字によるコミュニケーションも無理のようです。
そこでエムエムが思いつきます。
メズマライザーという能力者に心を読んでもらおうとするのです。
サイン会をやっているハーレイ・ジョエル・オスメント(メズマライザー)のもとにエムエムが赴き、握手して心を読ませました。
メズマライザーは離婚して娘と生き別れており、薬物の依存症かなにかのせいで会うことを禁じられているのです。
福祉施設に顔のきくエムエムが知り合いに連絡を取り、メズマを娘と会わせてあげました。まあ娘のほうはぜんぜん会いたくなさそうでしたけどね……。
ともあれ、協力を約束したメズマとキミコをひき合わせました。
心を読まれる感覚にびっくりしたキミコがメズマの手首をうっかりへし折ってしまいます(笑)。
別行動をしているブッチャーとヒューイ。
ブッチャーはアニー(スターライト)と着実に仲良くなっていくヒューイに釘をさします。
能力者なんかと恋に落ちるな、と。
ヒューイが納得しないので、ブッチャーは過去の出来事を告白しました。
じつはブッチャーの妻ベッカは8年前ホームランダーにレイプされ、直後行方不明になってしまったのです。
ブッチャーがホームランダーや能力者を憎む理由はその事件のせいだったのです。
ベッカはすでに殺されているかもしれない、とブッチャーは言いました。
がんばって説得したのですが、ヒューイはこのあとアニーとデートして熱烈なキスをやらかします。
ブッチャーの努力、無意味でした……。
メズマの手首の治療をしているうちにブッチャーもエムエムたちに合流しました。
本格的にキミコの心を読みます。
キミコは光解放戦線というテロリスト組織で兵士をやっていたのです。
これでヴォート社がなぜキミコを密入国させてコンパウンドVを投与していたのかがわかりました。
テロリストを能力者にして暴れさせる。そうすれば止められるのはヴォートのヒーローしかいないのです。
必然的に軍にヒーローを入れざるを得ない、そういう状況を作り出すのが目的だったのです。
キミコはさらにメズマに記憶を読ませました。
キミコは幼いころに弟とともにテロ組織にさらわれて、無理やり兵士に仕立て上げられたのです。
どこにある日本でしょうか……?
いまはただ、弟を探して助けることがキミコの望みだそうです。
それを聞いて「この能力者が!」と吐き捨てていたブッチャーの態度がすこし軟化しました。
一行は用済みになったメズマを処分しました。
あ、いや「喋ったら殺す」と脅して解放しました。
メズマはその足で速攻ホームランダーにチクりに行きました(笑)。
ホームランダーがついにボーイズの存在をかぎつけてしまいました。
ブッチャーは得た情報をもって昔なじみのCIA副長官にホームランダーの逮捕を迫りますが、断られました。
ヴォートを倒すのは自分たちでやらなければいけないと決意を新たにするのでした。
あと、クイーン・メイブが昔の恋人と痴情のもつれになってました。
お相手は女性でメイブはどうやらバイセクシャルみたいです。
その痴話ゲンカをばっちり撮影スタッフに撮られていました。
なんかこのヒーローたち脇が甘い……強すぎると油断してしまうものなんですね~。
『今回のディープ(笑)』
どんどん蚊帳の外に追いやられていきますね~。
この暴力的なドラマの癒しキャラです。
もはや影の主人公と言っても過言ではないでしょう。
次回、左遷出張編です!