良質な青春音楽映画です!
2012年アメリカ映画。
監督はジェイソン・ムーア。
主演はアナ・ケンドリック。
ネタバレは気にしなくていいと思います。
・序盤のかんたんなあらすじ
大学に入学したベッカは、ほんとうは大学に行きたくなかった。
ベッカは今すぐにでもロサンゼルスに行って、音楽プロデューサーになるという夢がある。
でも、大学教授の父親の提案にしぶしぶ従って、進学したのだった。
いざ大学生活が始まっても、授業にも課外活動にも身が入らず、ラジオ局でバイトしながら無為な日々を送っていた。
無気力生活を送る娘を見かねた父親から「一年間大学生活をがんばってみて、それでも無意味だと思うなら、退学してロスに行っていい。サポートもする」と約束された。
その日からベッカはがぜんやる気を出す。
シャワールームで鼻歌を歌っていたときに、「ベラーズ」という女子アカペラサークルに誘われる。素っ裸で!
自分が歌うことにまったく興味をもっていなかったベッカだったが、なんとなく参加してみることにした。
モチベーションは低かったけれども、個性豊かなメンツと練習していくうちに仲間と歌う楽しさを感じてくる。
いつもカリカリしているリーダーのオーブリーは、緊張するとゲロを吐いてしまう特異体質。
思ったことをすぐ口にしてしまうユーモア抜群のデブ、ファット・エイミー。
巨乳美人でセックス中毒のステイシー。
ギャンブル中毒者や、声が小さすぎて聞こえないヒューマンビートボックス女性など、キャラが立っている。
サークルにも馴染んで、本腰を入れ始めたベッカだったが、そこである事件に巻き込まれてしまうのだった……。
谷間度☆☆☆☆☆
始めに申し上げておきます。
「ビッチパーフェクト」ではありません。
「ピッチパーフェクト」です。
まあ、似たようなものです(!?)。
え~音楽青春もの~?と思ったエロ紳士の方々、安心してください。
お色気はたくさんあります。
基本的に1分おきにおっぱい谷間があると思ってもらって間違いないです。
えっと、エロ淑女の方はどうなのかな……あんまり男性の裸はありません。
下品度☆☆☆☆★
開幕美人がゲロぶちまけます。
びっちゃびちゃのゲロゲロです。
そのあともおっぱい谷間連発ですから、女性からすると下品に映るかもしれません。そこはご注意を。
8年前なら許されたお色気要素も、現在ではコンプライアンス的にNGかもしれません。
まあ、下ネタ満載なので下品ですけど、許容範囲内かと思います。
ストーリーの単純さ☆☆☆☆☆
今まで何十本も音楽ものの映画を観てきた管理人ですが、本作を観てようやく気付きました。
なぜ、音楽ものはストーリーが単純で薄いのか、ということに。
たぶん半分くらい音楽シーンなので、複雑なストーリー展開とか時間的にむりなんですよね~。
いや~気づくの遅すぎて恥ずかしい。
逆に考えれば、安心して観れるということだと思いましょう。
当方はおっさんなので、女性におすすめかどうかはわかりません。
でも、青春とか音楽ものが好きなら一見の価値はあると思います。