『ものがたりいちば』

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「ザ・ボーイズ」シーズン1の3話の感想


ネタバレありです!ご注意を!

 

 

 

・今回のあらすじ
前回トランスルーセントは爆死するまえに情報をもらしました。
Aトレインにはポップクロウという秘密の恋人がいる、という情報です。
ポップクロウの調査を始めるまえにブッチャーは、新しいメンバーをスカウトしにいきます。
非行少年の更生施設で働くエムエムという屈強な男です。
エムエムもフレンチと同じく昔ブッチャーと仕事仲間だったようです。
エムエムにしろフレンチにしろブッチャーの顔を見たとたん嫌な顔をするので、よほどのことが過去にあったのでしょう。

 

エムエムを仲間にしたあと、さっそくポップクロウの調査開始です。
ブッチャーがポップクロウの部屋に忍び込もうとしますが、ヒューイがそれを止めます。
「わざわざ忍び込まなくてもウェブカメラがある」
さすが元家電店店員、ポップクロウの部屋をふつうに訪問して、ネット環境のメンテナンスだとかなんとか言ってPCにスパイウェアかなにかを仕込みました。
ポップクロウの部屋にもともとあったカメラを遠隔操作できるようになります。
これにはブッチャーやフレンチも感心しました。

 

部屋から退散するとき、ヒューイはAトレインとばったり出くわします。
よせばいいのに、「ぼくの顔に見覚えは?」なんて聞いてしまいます。
しかしAトレインはぜんぜん覚えていません。
本来なら好都合のはずですが、ヒューイは憤ってしまいます。
直接会って謝罪までしたのに、覚えてないなんて……。

 

Aトレインがバ……記憶力が不自由なおかげで事なきを得た一行は監視カメラでポップクロウたちの監視をします。
Aトレインは翌日に控えたレースのことで不安がっています。
ショックウェーブという新進のヒーローとスピード対決するという企画です。
一見するとただのお祭り企画のようですが、Aトレインはヴォート社の副社長マデリンから「もし負けたらセブンからはずす」と通告されたそうです。
コンパウンドVはどこにある?渡してくれ」
とAトレインがポップクロウにお願いしました。

 

コンパウンドVというのは、ヒーローの能力を一時的に増強するステロイドみたいな薬です。
しかしポップクロウはコンパウンドVは危険だと言って渋りました。
以前使用したときは興奮状態になり凶暴性が増し、自分を制御できなくなったそうです。
ロビンの体を通過したときも、コンパウンドVでぶりぶりにキマっていたからと明らかになりました。

 

翌日、レース会場に忍び込んだブッチャーたち。
会場にAトレインが持ち込んだであろうコンパウンドVを盗み出すためです。
記者に扮したヒューイはそこで意外な人物と再会しました。
スターライトです。


じつはヒューイは数日前、スターライトの中の人であるアニーと知り合い、顔見知りになっていたのです。
数日前、ディープにフェラを強要された直後で落ち込んでいたアニーは、ヒューイとの会話で少し元気を取り戻していたのです。
再会に驚いたアニーはヒューイの誘いに応じてビールを飲み、携帯の番号も教えてくれました。

 

いっぽう、フレンチがAトレインの控室を探ったのですが、結局なにも見つけられず、一行はあらためてポップクロウの部屋を監視することにしました。
ぶりぶりにドーピングしてレースに圧勝したAトレインは「彼女募集中さ!」といい気分で語りました。
それをテレビ中継で見ていたポップクロウはキレちまいます。
そもそもレースの日に公式なカップルとして発表することになっていたのに、裏切られたうえに恋人の存在すらなかったことにされたのですから。
家賃の支払いに困るほど売れないヒーローのポップクロウとしては、最大のチャンスを逃した形です。
キレちまったポップクロウは隠し持っていたコンパウンドVを使用しました。

 

そのとき、アパートの大家さんが家賃の催促に部屋を訪れました。
なんやかんやあって急遽ヘンタイSMプレイみたいなのが始まります。
興奮状態のポップクロウは大家さんの頭にまたがりクンニさせます。
最初はノリノリだった大家さんですが、だんだん様子がおかしくなっていきます。
ガンギマリしたポップクロウが絶頂に達すると同時に大家さんの頭をケツで押しつぶしてしまったのです。
無残に床に飛び散る大家さんの脳みそ……死因はクンニ……(笑)。
冷静になったポップクロウは腰を抜かして驚きます。
そこにブッチャーとフレンチが現れ、後始末をするかわりにコンパウンドVの情報を出せ、と脅したところで終わりです。

 

 


『おもしろいと思ったシーン』
・クンニ爆死
はいMVPです。
これ以外ないでしょう。
毎回毎回ラストにアホみたいなグロシーンやって笑わせてくれるから好きですこのドラマ。

 

・ヒューイとブッチャーたちの関係性の変化
地味にヒューイが力を発揮して、仲間として認められていく過程もいい感じです。
実際、監視カメラの乗っ取りやスターライトの足止めは地味どころかいちばんの功績ですし、セブンの一員であるスターライトから連絡先を聞きだしたのは大金星と言えましょう。

 

 

 

『次回以降への伏線』
・ホームランダーとマデリン副社長の関係性
マデリンはホームランダーにいろいろ要求し、コントロールしようとします。
ホームランダーはそれに対して「ただの人間だろ」とイラだっています。
ヴォート社は議員に働きかけて、ヒーローたちを軍の指揮系統に入れたがっているようです。
街を守る仕事だけでなく、国防の分野にもいっちょ噛もうとしています。
命令されることにはイラついているホームランダーですが、この方針には賛成のようです。

 

わたしからはこんなところです。