『ものがたりいちば』

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「スカイライン―奪還―」の感想


あらゆるエンターテインメントのエッセンスを詰めこんだ近年最高のアクション映画。

 

2017年アメリカ映画。ジャンルは傑作です!あんま点数とかつけたくないですけど、一億点です!


監督はリアム・オドネル。
主演はフランク・グリロ

 

あん?ネタバレ?
文章でのネタバレなど意に介しないほどの映像パワーがあります。
いいから、見とけ!
(グロシーンが多数ありますので、苦手な方はご注意ください)

 

 

・序盤のかんたんなあらすじ
アルコール依存症の治療で休職中のロス市警警官マークは、補導された息子のトレントを迎えに警察署にいきます。


迎えにきたものの、車のガソリンがきれていて、しかもマークは酔っぱらっています。というわけで二人は地下鉄で家に帰ることになりました。


地下鉄に乗りこんですぐに、突如として電車が揺れました。
どうやら地上でなにか爆発が起こったようです。


すぐに停電になり、マークたち乗客は女性運転士のオードリーとともに社内から脱出し、線路を歩きます。


しばらく歩いた次の駅で地上に出ようとした乗客たちは謎の光を浴びて空中に吸い込まれていきました。
地上を垣間見たマークはとんでもないものを目撃します、


宇宙船が青い光を放出し、それを見ると人間は意識を失ってしまい、光源に歩み寄り、そして、回収されてしまうのです。


アメリカ軍が宇宙船に核攻撃を試みるのですが、無意味でした。


いろいろあって海岸まで逃げたマークたち一行ですが、そこには巨大なモンスターが待ち受けていました。

 

――ネタバレ注意!――

 

 

 

超高速で展開する怒涛のストーリー度☆☆☆☆☆
プレデターじみた残虐なエイリアン
・逃げ回るパニックムービー
・タンクトップおっぱい美女
・筋肉質なマッチョイケメン
・武術の達人
・巨大モンスター
・かわいい幼女
・巨大ロボット同士の戦い
・手足が引きちぎられるグロ映像
・ちょっぴりSF的な科学考証要素
このひとつでもピンときたら、おすすめです。

 

 

息をつかせぬ怒涛の展開☆☆☆☆☆
最初の5分くらいこそ、よくある父と息子の確執を描いている退屈な映画っぽいスタートです。


ですが、そこから先は予想不可能のノンストップ新幹線。


登場人物の大半がマインドフレアに脳みそ吸い取られて、ゴミのように死んでいきます。
その死を顧みている暇もないくらい高速でストーリーが展開していくのです。


あらゆる要素をつめこんで、それを惜しげもなく捨てていく。
こんな潔い製作者おったのか!?

 

 

続編作ってよし度☆☆☆☆☆
エンディングで続編つくっていい?とかギャグめかして言ってるのですが、どうぞつくって!というか頼みます(懇願)!


管理人が1本の映画にこれほど熱中したのは数千年ぶりです。


残念なのは、この映画を劇場公開中に観られなかった、ということです。
これほどの傑作を劇場で観なかった、そのことを恥じています。

 

100分ちょっとの時間に詰めこまれたエンターテインメントの粋。
わたしは全力でこの映画をおすすめいたします。