2011年アメリカ映画
監督:ジェフ・ニコルズ
主演:マイケル・シャノン
序盤のかんたんなあらすじ
採掘現場で働くカーティスはある夜から悪夢に苛まれるようになる。
『恐ろしい嵐』がやってくるという夢だ。
最初のうちは母から統合失調症が遺伝したと思いこみ、カウンセリングに通っていたが、悪夢が続くうちに予知だと確信するようになっていく。
カーティスはいつかくる嵐に備えて地下シェルターを作り始める。
常軌を逸したカーティスの行動に、家族や同僚たちは異常なものを感じるのであった……。
――ネタバレ注意!――
地味度☆☆☆☆☆
2時間徹頭徹尾地味なので、何度か寝落ちしてしまいました(笑)
何度も前に戻って見直したので2時間の映画を観るのに3時間くらいかかりました!
なんだか映画祭でいっぱい賞を取って批評家にも好評だったみたいですけど、その方たちとわたしは意見が合わないと思います!
結局正気じゃなかった度☆☆☆☆☆
結局統合失調症でしたーヽ(・ω・)/ズコー
ラストにすごい嵐が来て終わってましたけど、あんなの偶然でしょw
最初はファッションが古く、パソコンや携帯もかなり古めだったので2000年前後の設定かなと推察していたんですけど、母親との会話で2001年夏と判明しました。
とすると2001年9月がすぐに来るので『嵐』は『同時多発テロ』の暗示なのかもしれないと予想していました。
でもニューヨークの悲劇とオハイオ州のド田舎はあんまり関係ないよなぁ(笑)
まあやっぱり関係ありませんでしたw
結局予知だったんですかね……?
シェルター無駄遣い度☆☆☆☆☆
仕事も社会的信用も友人もすべて投げうって作ったのに宝の持ち腐れにw
フェイク大嵐に騙されたんですねー。
オハイオ州はあまり地震がこないようですね。
地震がよくくるところに住んでいれば「さっきの嵐は『前震』みたいなものだ!」とかこじつけて思いこみを続けられたのに(笑)
どうやらオハイオ州は内陸にあるのでハリケーンはほとんどこないそうです。
つまり安全なオハイオからわざわざハリケーンがくる海岸沿いの地域に旅行してしまったという哀れなオチでした。
自分からハリケーンの被害に遭いに行ってしまったわけですけど、どっちにしろオハイオにハリケーンがこないならシェルターは無駄ですね(笑)
そら周囲のひとたちは無警戒になるしカーティスを狂人扱いしますわなw